皮と革
- 2009年02月19日
- 素材関連
Skin / Leather
皮と革の違いについて
簡単に説明しますと
皮とは、鞣されていないもの。/革とは、皮を鞣したもの。
皮について調べると
皮とは、つまり生物の表面部分を覆っている組織と書いてあります。
簡単な例をあげると、ご自分の手をご覧いただければ
一目瞭然ですが、皮膚のことです。
革とは、生物からとった栄養分の供給のない組織(皮膚)を
腐敗しないよう鞣したものを示します。
Leatherといえば、分かりやすいかもしれませんね。
簡単な例をあげれば、既に製品になって我々が使っている
家具、バッグや靴、小物、車のシートはもちろんのことです。
それに加え
革製品を扱っている立場からすると
皮とは、その生物から取った組織(皮膚)のことも示しますし
それを保管しやすいよう、一時的に防腐処理を施したもの(原皮)も示します。
それ故、皮の製品という誤字を見る度に
私の場合は、原皮で出来た製品を想像してしまいます。
ちょっと怖いです。
我々にとっては皮と革の違いは知っておきたい知識。
皮のリペアだとすれば、皮膚科ですね。