フロアカーペット修理
- 2010年09月07日
- ファブリック・ベロアリペア
先日の修理のご依頼内容は、フロアカーペットの小指の爪程度の傷 です。
こちらの車種のカーペット修理は初めてでしたので緊張とわくわく感で多少力が入ってしまいました。
こちらが拡大した傷です。
この車種のカーペットは全体的に毛の密度が薄めで、下地が若干透けていました。
この程度の傷は周りの毛を集めて簡単に直せると思う方が大半だと思います。
実際は他の場所からカーペットの毛を寄せ集めて、いくら同じ色の毛を使用して
直したとしても、毛の向きで色は変化して見えてしまうため上手く直せないのです。
なのでこちらも通常と同じで毛の調色作業から行います。
修理後の様子はこちらです↓
となります。今まで触ったことのない車種を修理する際はやはり緊張します。
修理に向かう間の頭の中では、色々なシュミレーションを重ね、最悪の状態を何度も作り上げ
その場合の打開策を幾つも考えるのです。
スティーブンRコーヴィー氏の言葉をかりるなら、
まさに「すべてのものは二度つくられる」ということになります。