ポスト印象派
- 2010年08月31日
- 日常の出来事
しばらく長いこと更新しておりませんでしたので、何から書けばよいのか考えていました。
「夏休みはいかがお過ごしでしたでしょうか?」私達も夏休みを頂きまして帰省したり、
様々なイベントへ出向いたり、とても充実した休みを取ることができました。
その中でも5月から3ヶ月間行われていたオルセー美術館展にやっと行くことができました。
フランスのオルセー美術館が工事中ということで日本に来た絵画たちですが
こんなに大量の絵が日本にやってくることはないだろうということで非常に混雑していた
「オルセー美術館展」、私の目的は「ポスト印象派」の中でも「新印象派の点描画」!
それを見たく て 行ってきました。もちろん写実的に描かれた絵もとても勉強になりましたし、
ルソーの 蛇使い の 女 は圧倒的な迫力で、他にもゴーギャンなど見所はたくさんありましたが、
やっぱり点描画は実際に見るべきだと思いました 。
1つ例に、「シニャック の 井戸端の女たち」の点描画のポスターとハガキを買ってきました。
「なぜここにはこの色が?」「なぜこの比率なのか?」
この点描画は、まさに私にとっては「数学(証明)のドリル」のようなものです。
は?意味分かんない?と思うでしょ?
でもこれが私達の仕事につながってくるのです。
人間の目は結構いいように出来ていて、しかも画像処理機能まで付いています。
なので、もっと深ーい 深ーい 部分まで探っていくと
なるほど!という答えが待っているんです。
しかし、実際の判断も人の目なので深く学ぶ必要はないのかもしれません。
でも最終的には、根本に行き着くものです。
それに何より「知りたい」という探究心が非常に強くあって。
なのでここ最近は仕事だけに留まらず、仕事以外の分野から様々なことを学んでいます。
まさに、目先の見える範囲で何かを考えるのではなく
それは仕事の範囲で仕事の事を考えるのではなく
もっと広い範囲の中で考え、学び、遊び、それを結び付ける。
こういう柔軟性こそが何事にも必要なんだなと気づきました。
あと「ポスト印象派」といえばゴッホ。こちら「夜のカフェテラス」
最近の私は、なんとなくこの絵が好きです。今度はフランスを訪れてみるのも
きっと色々な発見があって楽しいでしょうね。
今回のオルセー美術館展は、私の視野を広げる良いきっかけになってくれた
そんな気がします。
いよいよ明日から9月です。
そして来月からは、当社に新しく「2名」加わる事になりました。
新しく人が加わることで活気も加わり、大変ですが、なんだかわくわくします。
個々の異なる持ち味を生かして、また頑張っていきたいと思います。
また新しい発見が待っているかもしれない。