セルシオのシートカバーを海外縫製ではなく自社で作成しております。
トゥアレグに引き続き、革作成から国内で仕上げることにしました。
セルシオのベージュは１色だと思いこんでいたら白に近いクリーム色のような色もあったんです。
今回依頼されたシートはクリーム色の方で、クリーム色のセルシオのような革を作りました。
海外縫製のメリットも沢山ありますが、自社で仕上げることによって
よりリアルなオリジナルに忠実に仕上げることが出来るので安心してお客様に渡せるのがいい。

革に関しては、色、風合い、シボ・パンチングの間隔まで合わせることができる。
あとはシートのフォームの遣れ感は１台づつ異なるので調整が出来る。


シートカバーといっても、気をつけなければならない点が沢山ある。
コストを抑えて大量生産のような事も出来るが、やはり当社はその路線ではない。
車の価値や品位を自らの手で損なうような結果しか残せないなら
やらない方がましだと思ったからである。


それにしても課題は山済みです。