今日はとてもいいことがありました。

それはFerrari456エアコン操作パネルのダイヤルを塗る準備をしていた時でした。

ダイヤルをしっかり塗装するため、白い部分は外した瞬間に

見てください。しっかりと計算されてダイヤル同様アーチがかかっているではないですか。

この部分、本体より約０．５ミリ内側に入っている部分。見えにくいところなのだから

直線でも斜めでも文句は言いませんよ普通。それなのにしっかりと

ダイヤル等々にアーチがあるなんて、なんて美しいんでしょうね。

私もこうでありたい。と今日は学ばせて頂きました。

最近、ベタつき修理を担当するようになってから、イタリアの製品に温もりを

肌で感じることが多くあります。今日もそんな温かい優しさみたいなものを貰った感覚でした。

イタリアの良さは日本の精度という観点から見ては決して見えないものだとも思います。

私は日本の精度の高さも素晴らしいと思っています。

しかし国ごとに良さの違いがあり、それは何なのか？どこなのか？どういうことなのか？

は、何度も何度も触れて見ないことには理解しにくいものなのではないかと思います。

だから少しでも知れることが嬉しいのです。